旅の記録~R11 Blog~ [2nd season]

光の軌跡を求めて~ホタルの撮影~

夏の風景 ,

以前からホタルの撮影をしてみようとおもっていたのですが、タイミングとかいろいろあってできてなかったのですが、今年はタイミング的にいけそうなので撮影方法や撮影地を調べてました。
山奥に行かないといけないのかなとおもっていたら、意外と近いとことに生息地があったりしてますね。
地元だと、三渓園が有名ですが、人も多くて撮影も遠慮してほしいということなので、ここはパスします。

そんな中、神奈川県中井町の厳島湿生公園でゲンジボタルがみられるとのこと。
ちょうど出現のピークになっているとのことと、5/23は「竹灯篭の夕べ」というイベントを行うということで、まずは小手調べということで行ってきました。

初めての場所なので、暗くなる前についてロケハンです。
この日はイベントがあるので、すでにたくさんの人がいて、木道にはライトアップする竹の筒がおいてあります。
全体を見渡す高いところでは、すでに三脚が並びだしてました。

日が落ちて、暗くなってくると、おかれた竹筒に灯されたろうそくの明かりが輝きだします。
上からの景色もそれなりにいいのですが、人がかなり写るのと、竹筒の向きの関係であまり光がみえないようなので、近くに行って撮影していきます。

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いろいろな明かりがあります。
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公園の中心に神社があるので、鳥居を模した明かりもありました。
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最後にこの2つの明かり
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暗くてわからないですが、この明かりは水に浮かんでいるものです。
なにか空中に浮いているような雰囲気でした。

それで、肝心のホタルですが、それになりに飛んでいるのはみましたが、人が多くて、三脚は立てることは不可能なので、この日の撮影は断念して帰宅しました。


翌日は雨予報だったので、行くつもりはなかったのですが、雨どころかすごく良い天気!
ただ夕方は曇って来そうですがホタルの飛ぶ条件の
 ・雨は降らず曇った月明かりのない、湿度が高く、風が無い
という条件に当てはまってきそうなので、急遽夕方に厳島湿生公園に行ってみることしました。

ついてみると、前日とは違って人はあまりいません。
散歩している人がちらほらというくらいでした。

日の入り時刻くらいになったら、昨日ホタルの飛んでいた場所で三脚設置して、飛び始めるのを待ちます。
次第にホタルを見に来る人が集まってきます。

暗くなるとだんだんとホタルが飛び始めます。
今回はシャッタースピードは30秒、絞りは4.0固定で、ISO感度を調整して一番良い感じで撮れる設定で何枚もとります。
ここはあまり数は飛ばないので、飛んでいるタイミングに合わせてシャッターを切ります。

最終的に複数枚撮った写真を比較明合成して1枚の写真にします。

まぁ、初ホタル撮影ということで、こんなもんでしょうか。
写真下の方にあまり写ってないので、ホタルが飛ぶ場所とか飛び方とかを考えないといけなそうです。


次のターゲットは、ヒメボタルです。
ヒメボタルはゲンジボタルと違って点滅間隔が非常に短いため、軌跡が点になり、非常に幻想的な景色になります。
関東近くで飛翔地を探していましたが、関西や中京圏の情報は結構あるのですが、関東圏はあまりみつかりません。見つかってもかなりの山奥でした。
ヒメボタル自体が、森のホタルと呼ばれているくらいなので、そういった場所にいるのはしょうがないところなんですがね、シカとかに遭遇したという話もでてました。
その中で、秩父の畑でヒメボタルを撮影している写真を見つけました。場所は秩父とかかれている以外明記されてません。
検索やマップを駆使して、ほぼその場所だろうというところを見つけて、いざその場所へ行ってみます。

明るいうちについて、写真で見た景色と同じ場所を見つけて場所をほぼ特定。
まだ明るいので町中にでて夕飯をたべてから、その場所へ20時くらいに戻ります。
ヒメボタルは他のホタルとは違って、夜遅い時間、23時くらいから飛び始めるため、まだ時間があるのですが、すでに通りには車が数台止まっています。
この時点で場所は間違いないことがわかりました。

暗さにもなれないといけないので22時すぎたくらいに撮影場所へ向かいます。

道路からさほど離れていないところですが、街頭などないので暗いです。曇っているので月明かりもないです。
ただ明かりが無くても歩けないくらいではないので、ホタルの写真とる場所としては明るい方ですかね。

とりあえず設定を確認するため、構図を決めてとってみますが、前回と同じくらいで撮ると、結構明るく写ります。
んーー、結構この条件は難しいぞ。

そのうち、ちらほらとヒメボタルが飛び始めます。
何枚か撮影して、良い感じの設定を見つけて構図を決めて何枚も撮影していきます。
(以下の写真は、数枚を比較明合成したものです)

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周りに人が多くなってきたので、別の場所へ行ってみましたが、あまり綺麗にとれなかったので、最初の場所へもどってきます。
日が変わったくらいになると、撮影目的の人だけになっています。

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最後に林の中を飛び交うホタルを撮ってこの日は終わりにします。
結構、奥の畑を飛んでいるホタルがいますね。

1時半くらいに現場を後にして、自宅へは5時前くらいに帰宅。

秩父の撮影場所は、私有地でもあり環境保全もあるので、みなさん暗黙の了解で詳細な場所は公開していませんので、ここでも書きませんが、いろいろ情報を集めればある程度はわかるはずです。
地元の方が結構教えてくれたりしますので、宝探しする感じで探してみてください。

ホタル撮影は、あともう一カ所行ってみようとおもっている場所がありますが、ピークが6月末から7月中ごろなので、今年は例年よりも1週間くらい早いといっても、いくとしたら6月最終土日か、7月最初の土日あたりかなと考えてますが。あとは天気次第。

以上


撮影日:5月23日~24日(厳島湿生公園・ゲンジボタル)、5月30日~31日(秩父・ヒメボタル)

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