【東北へいこう! Vol.2】松島海岸
東北復興旅第2弾は、前回予告した通り日本三景の一つである松島です。
本当は、翌週に行く予定だったのですが、天候(台風)の関係で予定変更。
天気の良いこの土日で急遽行くことにしました。
松島は今回の震災で津波の被害にあっています。
しかし、いち早く復旧宣言をしていましたので、まず被災地の状況として行ってみることにしました。
松島へは、仙台から仙石線で向かいます。
仙石線は、仙台と石巻を結ぶ路線でその名がついていますが、まだ一部復旧していない状態、全くめどが立ってないとのこと。早く復旧することを願います。
仙台をでて塩釜あたりまでは、屋根が壊れている家をいくつか見るくらいで、それほど大きな被害は見られなかったのですが、塩釜付近にくると、津波で破壊された家や、以前家があったと思われるような土地などが現れ、改めて津波の被害のすごさを感じました。
松島海岸駅について、駅前の公園を海のそばまで行くと・・・
突然現れる光景に言葉が出ません。
コンクリートの手すりが木端微塵です。
公園からでて道路を歩いていくと、遊覧船乗り場にでました。
ここから見える松島のシンボルである五大堂は無事のようです。
さらにあるいて福浦橋そばまで行ってみます。
ここも津波の傷跡が見られます。
戻って五大堂に行ってみます。
島が高台になっているので津波の影響がすくなかったのか特に壊れているようなところはありませんでした。
五大堂入り口付近は、松島の光景ということで、道路沿いのお店が有名ですが、このときは半分くらいのお店がやっていました。震災直後の写真を店頭に張ってあったり、ここまで津波にが来ましたという表示をしたあったりと、津波を忘れるようにするのではなく、現実を受け止めて、そして復興をしているという力強さを感じました。
松島は、いち早く復興したので観光にきてくださいとアナウンスしてましたが、実際行ってみると津波の傷跡が残っていて、ほんとに観光にきてもいいのと最初おもったくらいです。
しかし、観光にかかわる人たちの元気な声を聞くと、みんな頑張っているのが伝わってきて、この地域になにか貢献できればと感じました。
松島が観光地として元気になって、ここから元気が広がっていってほしいですね。
震災からほぼ半年、まだまだ完全な状態ではないですが、松島は観光地として頑張っていますので、ぜひ観光におとずれて、復興に貢献してみてください。
現在、仙石線が不通になっている区間に景色の良いところがあります。
そこへはまだ行くことは難しく、行っても復興の邪魔になるだけだとおもいますので、もう少し立ってから行きたいとおもいます。
さて、松島を後にして、次の場所に向かいます。
次の場所は、震災にある意味関係のある場所(もの)です。
撮影日 2011/08/27
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