四国縦断の旅~四国清流めぐり~
今回の旅の本命の四万十川。
最後の清流と呼ばれ、日本の原風景を感じられる場所として有名です。
そして四万十川といえば沈下橋。
四万十川には、本流だけでも20以上あり、支流も含めると60以上もの沈下橋があります。
今回は、有名どころの沈下橋を巡りながら、上流から下流へ(車で)川下りしていきます。
天狗高原から山をおりて、また酷道を少し走ると、「四万十川源流の碑」という案内図が。
そこを目指して、細い道を走っていくと、
四万十川源流点
四万十川源流の碑がありますが、実際の源流点はここから30分ほど山を登るところになります。
ここは入口ってことですね。
この地点でも標高1200mくらいあります。
さて、ここから、四万十川を下る旅が始まります。
【上流部】
源流点からは四万十川は南下していきます。
まだ川幅もそれほど広くないので、沈下橋も規模が大きいものはありません。
そのためか身近な橋というようなイメージがありました。
水の青い色がとてもきれいです
最初の沈下橋 高樋沈下橋
久万秋沈下橋
一斗俵沈下橋
【中流部】
窪川付近で、四万十川は、海から離れて西へ流れるを変えます。
このあたりから、川幅も広くなり、ゆっくりと大きく蛇行した流れに変わってきます。
沈下橋も規模の大きな橋が見られるようになります。
橋の形が美しい上岡沈下橋
釣人の風景
【下流部】
江川崎付近で四万十川は再び南へ流れを変えます。
ここから河口にかけて、四万十川で人気の沈下橋がいくつかかかっています。
ただ、このあたりから雨が降ってきました。
岩間沈下橋付近
三里沈下橋
佐田沈下橋を渡るトラクター
佐田沈下橋はいちばん有名で、ここは人がとても多かったですね。
個人的には、三里沈下橋の雰囲気がよかったです。
岩間沈下橋付近の川が大きく回り込む場所は、定番の撮影スポットであり、四万十川の紹介でここで撮った写真を使っていることが多いです。流れがおだやかなところなので、晴れていると川に空が映り込んだ景色を撮影できます。
佐田沈下橋に着いたころには、雨が本降りになって、撮影という雰囲気ではなく、河口まで行こうとおもっていましたがやめました。
本当は、夕景や夜空を背景にした沈下橋を撮りたかったんですがね。
そして、翌日の早朝、天気予報では雨予報でしたが、雨はすでにやんでいました。
ならば、早朝の沈下橋の撮影しようと5時過ぎにホテルを出発。
まずは、四万十川下流部をさかのぼります。
早朝の佐田沈下橋
勝間沈下橋
江川崎で四万十川と別れて、次の場所へ向かいます。
天気も回復してきたので、四国カルストに行くことも考えましたが、実際カルストのあたりは雲がかかっていて、行っても白い世界のようなので、昨日考えた予定通りに次の場所へ。
次の場所は、奇跡の清流と呼ばれる仁淀川。
四万十川、吉野川に並ぶ、四国の河川です。
ダイナミックな流れの仁淀川
今回訪れたのは、仁淀川の上流部から中流部にかけてで、上流部は100mを超すV字渓谷をながれるところがあり、非常にダイナミックな顔を見せてくれます。
この川にも、沈下橋はいくつかあります。
久喜沈下橋
浅尾沈下橋
片岡沈下橋
名越屋沈下橋
仁淀川の沈下橋は、何か独特な雰囲気をもった橋に感じました。
この後、北上し帰路につきます。
帰りのしまなみは天気がとてもよかったです。
四国側からの来島大橋
しまなみ海道で一番美しい橋 多々羅大橋
日の入のころは雲がかなり切れたみたいなので、きれいな夕景がみれたとおもいます。
四万十川では、天気に恵まれなかったですが、雨もまた違った雰囲気が味わえたとおもいます。
雨降らないと思ったので、雨対策してなかったので、もう少し雨が弱ければ、撮影もできたかなとおもいます。
晴れた穏やか日の川に空が映っている景色や、夕焼けの景色をいつかまたおとずれて撮影したいとおもいます。
以上
撮影日:2012年9月22日~23日
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