信州紅葉模様2014[前編]
今年は紅葉がはやいようで、タイミングが結構難しい感じで、10月末になってもまだ紅葉撮影にいってませんでした。ちょっと体調が良くなかったのもあって、遠出してませんでしたが、約1か月ぶりの撮影行ってきました。
美ヶ原は、通常の紅葉はもう終了している状態ですが、そのころになるとカラマツの黄葉が綺麗になるのと、日中との気温差が大きいと大規模な雲海が発生するので、それを狙って行ってみます。
天気もよさそうなので、夕日も撮りたいのでその間を埋める形で、大峰高原の七色大カエデにいってみることにしました。
このルートは、昨年2週にわたって行ったルートの一部です。
けっこうハードな工程になりそうです。
土曜日に日付が変わったころに自宅を車で出発。
ただ、地元近くで工事渋滞にはまって思わぬ時間ロス。
中央道から長野道へ入り、岡谷ICでおりて、美ヶ原へ暗い山道を登っていきます。
しかし、三峰峠にきたところで、東の空はもう明るくなって朝焼けしてきてます。
雲海も出ているようです。
ここで撮影してもいいのですが、朝焼けはまぁ取れなくてもいいかな。
せっかくなので、美ヶ原まで行くことにします。
山本小屋のある駐車場に車を止めて、美しの塔まで歩いていきます。
空は雲一つない天気です。
(写真的には雲が少しあったほうがいいんですけどね)
こちら側は雲海は出てないようですね。
ただ、駐車場に戻る途中でちょっと遠いところで雲海が出てました。
雲海といえば、峠の反対側になる上田側のほうに期待して行ってみると、
ものすごい規模の雲海です。
佐久、小諸そして上田付近一帯が雲海に飲み込まれてます。
雲海を堪能したあと、紅葉の終わっている美ヶ原では時間を持て余すので、一度山を下ります。
扉峠までもどって、三城を通って松本へ出ることにします。
この道、ちょっと狭いですが、のどかな風景が広がっています。
紅葉も終盤のわずかな色がのこっている状態ですが、そんな景色を楽しみながら行きます。
途中、道のわきのちょっとした渓流がきれいだったので、NDフィルタつけて長時間露光して撮影。
何気ない景色もこうやるとなんか綺麗な景色になりますね。
松本にでて、朝ご飯をコンビニで買って、次にめざすは七色大カエデ。
松本から少し北上した池田町にあります。
ここ2年連続で訪れていますが、昨年は虫の被害にあって紅葉はあまりきれいでなかったです。
ことしは、紅葉は期待できそうなので行ってきました。
池田町市街地から山をのぼって、車で15分くらいで到着です。
10時ごろの到着なので、結構人がきています。
紅葉も終盤なので、赤い色が多いですが、もうすこし早い時期は、赤・黄・緑のグラデーションがきれいで、そのため七色大カエデと呼ばれています。
ことしは、赤い色はきれいですが、葉が少ないですね。
2年前と比べると歴然です。(2012年11月訪問の記事はこちら)
実はあえてこの終盤を選んで訪れています。それは、次のような写真を撮るため。
幹の下に赤い葉が落ちて絨毯のようになっています。
この状態で木全体を撮らずに、赤いじゅうたんを入れて、木の一部を強調してとると、結構ダイナミックな絵になるんですよね。
この木の生命の強さを感じます。
元の葉の数に戻るといいんですけどね。老木なので難しいのかな。
池田町へもどって、もう一つ紅葉のスポットへ。
昨年も訪れた長福寺へ。
ここは、大銀杏が有名です。
昨年は天気が薄曇りだったのですが、今年はぴーかんです。
山をいれてとるとなると、場所的に全体を撮れないので、木の間に山をいれる構図で。
去年撮ったお地蔵さんの構図で山をはっきり入れて撮ろうかとおもったけど、訳あって撮れなかったので、逆に大銀杏入れて撮ってきました。
この後、松本まで戻って美ヶ原へ再度登ります。
撮影日:2014年10月25日
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